結論
- 精神科病院の感染対策具体例を学ぶ。
- 精神科患者さんのフィジカルアセスメントと感染症を考える。
- 感染対策に活用できる本も参考にする。
精神科病院の感染対策具体例が記載されている本
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精神科病院での手指衛生5つの場面を紹介されています。
手洗いができない環境が多い中、鍵を含めた物品で手指が汚染します。
出典元:Infection Control 夏季増刊号 決定版 感染対策地域連携マニュアルP114より紹介
精神科病院でクラスターが発生した場合、急性期病院のICTや連携病院の感染対策チームが助けてくれます。精神科病院や高齢者施設(認知症)、障害者施設の具体的な対策事例が満載です。
精神科病院がjーSIPHEを活用する価値や将来的なEBMにもつながると思います。ぜひ一読を!ダウンロードできる内容も沢山あります。
ちなみに、精神科病院での手指衛生が必要な場面(5モーメント)もダウンロードが可能です。ぜひ、精神科で手指衛生直接観察法を検討されている方については参考になると思います。
第9波にかけて地域での連携がとても重要になります。
地域全体で患者さんを守りたいですね!
この本にかける、執筆された先生方、出版担当者の熱意が感じます。
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精神科感染制御を考える会の先生方が、実際の具体策や現場での工夫された事例が記載されています。
精神科病院の感染対策に、参考になります。
私は、環境感染学会に参加できませんでしたが、精神科病院の感染対策がレベルUPしている。
とても勉強になる本だと思います。
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精神科病院で特定行為やAST活動を開始したいICNの方におすすめです。
精神科病院のICNが、ASTを始める際、難しさがあると思います。
本を一読いただき、感染管理B課程研修を受けることをお勧めします。
私は、A課程で集団の感染制御を長年行ってきましたが、感染症の集団への対策だけでは限界を感じていました。
患者さん個人への感染対策、予防・異常の早期発見についても学べる1冊です。
精神科患者さんの感染症の集団・個人の感染対策を同時にできるICNが必要です。
精神科の患者さんは、高齢化し身体合併症が増加しています。
5年後を見据えて、精神所見、身体所見を同時に対応する感染管理が必要です!
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この本は、精神科病院で感染対策を始める方にお勧めです。
理由は、シンプル。
とてもわかりやすい!
一番最初に読んで欲しい本です。
精神科病院へ介入される急性期病院の先生方へも、精神科病院の感染対策の問題点(標準予防策物品が設置できない状態でどのように標準予防策を実施するのか?、間接的な接触感染経路である鍵の問題など)
とても、事例が満載です!
精神科病院であれば1冊準備しておきたい本です。
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精神科の患者さんは、高齢化し身体合併症が増加しています。
医療関連デバイス(静脈カテーテル、尿道留置カテーテル)が増加
医療関連デバイスは増加しているけれど、どの程度感染症が発生しているのか?
症候群サーベイランスも含めて、精神科病院でも医療関連サーベイランス
を始める方にお勧めです。
精神科患者のフィジカルアセスメントと感染症発見に役立つ本
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この本は、マストと思いました。
精神病疾患、抗精神病薬の副作用と身体所見
身体のフィジカルアセスメントの具体例がわかりやすく解説されています。
症状別についても
腹部所見の見方(抗精神病薬の副作用における消化管の動きや、合併症)
嘔吐、誤嚥性肺炎など精神科病院で見かける症例の観察ポイントをフロー図で記載されています。
精神科病院でのフィジカルアセスメント教育にとても活用できます。
新人教育にも有効です。
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いつも、お世話になっている内科医師のICDより紹介していただきました。
ポケットサイズでとても、持ち運びやすい。
現場で悩んだ時や、感染兆候を見つけるヒントになります。
この本も、ICTは持参するとASTやICTラウンドの際患者さんの感染症アセスメントがとてもヒントになりました。
必要な内容が、とてもまとめてあり便利です。
ぜひ、1冊
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この本は、抗精神病薬と身体合併症がとてもわかりやすく解説されています。
精神科の患者さんが現時点から、年をとりどのような合併症が出て
感染症になりやすいのか具体的に記載されています。
ジスキネジアと誤嚥性肺炎など
高齢化した精神科の患者さんを、感染対策することを学んだ本です。
クラスターなど多重課題時に役立つ本
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COVID19のクラスターを3病棟同時に経験した時に読んだ本です。
自分ができることは何か?
一番能力を発揮できることに集中するにはどうすべきか
この仕事は、ICNじゃなくても良いのではないか?
アウトカムが一番良くなる方法を、気づくことができる本でした。
忙しい時ほど、読む本だと思いました。
BCPを計画する時にとても役に立ちます。
管理者にぜひ読んで欲しい1冊です。
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誰もが知っている本ですが、ICTでも活用ができると思います。
まず、個人が成功する。
ついつい、自分が成功できれば良いと思いますが、チームで成功をおこうなう事がより良い結果を生み出す。
個人、チームでの成功を何回も繰り返す事がとても大切だと気づきました。
ICTで感染症を制御し、繰り返すことを習慣にすることが
施設全体の成功につながります。
個人だけの成功ではまだまだ、ICT・院内感染対策委員会・施設全体・地域と成功に導ける本だと思います。
POINTは、上記内容を何回も繰り返すこと。
困難ですが、一緒に仕事をするならみんなで成功したい。
まとめ
- 精神科感染対策の本を参考にしてみましょう。
- 本から知識を得て、実践に活かす。
- 実践の結果を評価する。
感染対策の提案を行うときに病院管理者からEBMはあるのか?
と尋ねられます。精神科の感染対策を研究・発表を増やすことが
将来的には、ガイドラインやEBMにつながると思います。
今は、EBMが少ないならばチャレンジが必要と考えます。
私自身も今年、2つ研究発表を行いたいとチャレンジ中です。
本から学ことは多い!